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株式会社アルファロッカーシステム

更新日:2024.06.18

こだわり手作りパンの自動販売機

株式会社アルファロッカーシステム

「こだわり手作りパンの自動販売機」は、SDGsに取り組む横浜市、パンのフードロス発生に困っている縁道パン、ロッカー空間で社会の困り事を解決(デザイン)したいアルファロッカーシステムの3者の想いが結集して実現したプロジェクトです。元々アルファロッカーシステムと取引があった横浜銀行から、横浜市が市営地下鉄関内駅の『SDGsステーション横浜関内』でSDGsに取り組んでいるとの情報を得て、面談の機会が設けられたのがきっかけでした。

横浜市営地下鉄関内駅にあるSDGsステーション横浜関内でのロッカー型自販機を使ったパンのフードロス削減活動「おいしいがもったいない」は、2024年1月17日にスタートしました。中区相生町にある縁道パンが19時の営業終了間際、今まではまだ美味しく食べられるのに廃棄せざるを得なかったパンを袋詰めし、関内駅のロッカー型自販機に入庫し販売しています。仮に売れ残ってしまった場合は、翌日の入庫時に回収します。

なお、ロッカー型自販機には賞味期限切れの商品を売り止めする機能もあるため、衛生面も問題はありません。また、4月からは今回の取組を知った南太田駅近くのカッセルカフェの参加も始まり、縁道パン:18扉 カッセルカフェ:3扉の複数事業者で運用をしています。

ちなみに今回の取り組みでは、年間1.2tの廃棄物を削減でき、CO2を年間3.2t削減できるとのことです。また、縁道パンではこれまで20時に閉店していたのが19時閉店に前倒しできたことにより従業員のワークライフバランスに取り組むことができました。

株式会社アルファロッカーシステム

担当者は、今回の取り組みを始めて良かったこととして、『まだ美味しく食べられるのに廃棄せざるを得なかったパンを販売出来る喜びの声をパン屋さんから頂ける事。今までは会社帰りにパン屋さんが閉店していてパンを購入出来なかった方が、ロッカー型自販機で購入出来る機会を提供出来た事。当社のロッカー型自販機でパン屋、利用者、行政(企業)をつなぐ事により各々の困り事を解決し、社会に貢献出来ている事です。』と語ります。

担当者は今後取り組んで行きたいこととして、『SDGsステーション横浜関内から始まった「おいしいがもったいない」という取り組みを、先ずは横浜地区に広め、神奈川〜首都圏〜全国に拡大したいと考えています。またその為には、全国のパン屋さんに当社の取り組みに共感して頂き、取り組みが開始できる様に情報を発信して行きたいとも思います。また、現在はパン主体の取組ですが、今後はパン以外も取り扱い、フードロス対応にさらに貢献していきたいと考えています。』と話していただきました。

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