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キユーピータマゴ株式会社

更新日:2025.04.23

卵殻を有効活用したサステナブルな取り組み

キユーピータマゴ株式会社

キユーピーのグループ会社であるキユーピータマゴ株式会社は、卵殻のサステナブルな活用を行っています。キユーピーが使用する卵は年間約25万トン、約42億個ですが、その製造過程で発生する年間2万8千トンの卵殻を有効活用しています。

キユーピータマゴ株式会社

卵殻は多様な用途に開発されており、肥料、チョーク、コースター、カルシウム食品などに活用されています。また、工業用利用のバイオマス素材としても活用されています。さらに、現在消臭ゴミ袋や消臭フィルターとして実用化が検討されています。キユーピーは1956年に卵殻を土壌改良材としての有効活用を開始し、早くから資源の有効活用と環境配慮を意識してきました。

担当者はこの取り組みをはじめてよかったこととして、「副産物である卵殻を様々な製品に活用できたこと。廃棄物の削減を通じて環境負荷が低減できた等サステナブルな事業が展開でき、卵殻を使用した新製品の開発によってビジネスを拡大しました。それにより環境問題や社会課題の解決に貢献できたのではないか」と話しました。

キユーピータマゴ株式会社

担当者は今後取り組んでいきたいこととして、「卵殻の新たな用途や製品の開発を通じてアップサイクルを推進していきたいです。また、バイオマス素材として工業用途の利用を拡大していきたいです。さらに、卵殻の有効活用に関する技術や知見を業界全体で共有し、食品産業全体のサステナビリティ向上に貢献していきたいと考えています。今後も新技術や用途開発に挑戦し続けることによって継続的なイノベーションを興していきたいです」と話しました。

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