あおみかんを活用したドレッシングの製造・販売

アマンダリーナは、これまで廃棄されていた摘果みかん（あおみかんと呼ぶ）を捨てずに活用して“あおみかんドレッシング”などの地産地消の調味料を作っています。また、農家さんから出た規格外の野菜を加工して、“味噌汁のぐー”などのアップサイクル商品を作っています。

アマンダリーナオーナーの奧井さんは、2014年に野菜ソムリエのコミュニティの活動で青いみかんを摘果するイベントに参加し、摘果みかんのことを初めて知りました。その美味しさに商品価値があると思い、「横浜産青みかん商品化プロジェクト」を立ち上げました。その後、横浜市の地産地消ビジネスに応募し認定を受け、本格的に事業をスタートさせました。それから10年近く、商品の種類も販路も増え現在に至っています。

奥井さんは『アマンダリーナの商品が食べられたり、活動を知っていただくことで、あおみかんの存在価値が上がったと認識しています。 また毎年摘果体験イベントを行っていますが、それによって、横浜のみかんが生育していること、農体験を通して得られる経験、実際に食べてあおみかんの美味しさなどが多くの人に伝わっていると思います。 その結果、農家さんや地域の学校や企業などとの連携が生まれたと感じています。』と話します。

奥井さんは最後に『事業の立ち上げ当初からの思いを変えることなく、食を通して皆さんに幸せを感じてもらえるような、よい商品を作り続けていきたいと思います。 今後も会社として責任ある行動、活動に心がけて、一緒に働いてくれるスタッフ、関わってくださる企業の皆様、お互いがハッピーだと感じる、そんな会社でありたいと思います。』と締めくくりました。